
「白丸が一風堂の定番だから人気No.1」と思われがちですが、実はわずか6ポイント差の接戦です。人気投票の生データを見ると、白丸と赤丸は「派閥が違う」ラーメンだとわかります。今回はその数字とリニューアル後の違いを正直に整理しました。
「一風堂の赤丸と白丸、どっちが人気なんだろう?」初めて行く前や、いつも片方しか頼まない人なら一度は気になるはずです。同じ豚骨ラーメンでも、看板メニューの2大巨頭である「白丸元味」と「赤丸新味」は、味も価格もカロリーも違います。
結論:人気はわずかに白丸元味がリード(投票実績で48% vs 42%)。ただし「どちらを選ぶべきか」は別問題で、初回や辛さが苦手なら白丸、コクと刺激を求めるなら赤丸が正解です。2023年10月の8年ぶりリニューアルで両者の方向性はさらに明確に分かれました。
この記事では、人気投票の実データ・価格差130円とカロリー差70kcalの中身・客層別の支持傾向・自分はどちら派かが30秒で判定できるチャートまで、迷わず注文を決められる情報を整理します。
本記事はFP技能士資格保有のトモコが調査・執筆しています。掲載情報は執筆時点のものです。価格・メニュー内容は店舗・時期により変更される場合があるため、最新情報は一風堂公式サイトでご確認ください。
✅ 結論:白丸元味と赤丸新味、どっちがおすすめ?

「人気で選ぶか、自分の好みで選ぶか」これが最初の分かれ道です。実は人気は接戦なので、無理に多数派に合わせる必要はありません。自分の体調と気分で決めるのが正解です。
◆ 一風堂が初めて、または久しぶり
◆ 辛味やニンニク臭が苦手
◆ あっさり目の豚骨を食べたい
◆ カロリー・価格を抑えたい
創業当時からの原点の味で、塩こうじ低温調理ロース2枚と切刃22番細麺がまろやかにまとまります。
◆ 一風堂は何度か食べたことがある
◆ こってり・パンチのある味が好き
◆ ピリ辛と香味油でご飯も食べたい
◆ 厚切りバラチャーシューに惹かれる
特製辛味噌とガーリック香油でコクを足し、切刃20番の風味豊かな麺と厚切りバラ1枚で満足度を高めます。
📌 白丸元味と赤丸新味の基本スペック比較

2023年のリニューアル前は麺もチャーシューも共通でしたが、現在は完全に別物。違いを知らないと「思っていたのと違う」になります。
白丸元味と赤丸新味の現行スペック(2023年10月のリニューアル後)を整理します。両者は同じ「博多豚骨」のカテゴリですが、麺の太さもチャーシューの部位もスープの構成も別仕様になりました。
| 比較項目 | 白丸元味 | 赤丸新味 |
|---|---|---|
| 価格(通常トッピング) | 850円 | 980円 |
| カロリー | 720kcal | 790kcal |
| 食塩相当量(目安) | 約8.2g | 約8.5g |
| スープ | なめらかな豚骨スープ | 豚骨+香油+辛味噌 |
| 麺(リニューアル後) | 切刃22番(細め) | 切刃20番(やや太め) |
| チャーシュー | 塩こうじ低温調理ロース2枚 | 厚切りバラ1枚 |
| トッピング共通 | ねぎ・きくらげ | ねぎ・きくらげ |
| 辛味 | なし | あり(特製辛味噌) |
| コンセプト | 原点の一杯 | 革新の一杯 |
※出典:一風堂公式メニュー、力の源ホールディングス公式リニューアル発表(2023年10月)、外食カロリー.com(2026年最新版)
麺の違い:番手が「22 vs 20」で食感が変わった
2023年10月の8年ぶり大幅リニューアルで、白丸と赤丸の麺は完全に別物になりました。リニューアル前は両者とも切刃26番の極細麺で共通でしたが、現在は白丸が切刃22番、赤丸が切刃20番です。
切刃の番手は数字が小さいほど麺が太くなる仕組みです。白丸は「サクッと歯切れのよい細麺」を目指して従来より少し太い22番に変更され、赤丸はさらに太い20番で「小麦が香る風味豊かな麺」として深みのあるスープを受け止める設計になっています。
チャーシューの違い:白丸はロース2枚、赤丸はバラ1枚
チャーシューも完全に方向性が分かれました。白丸は塩こうじと低温調理で仕上げた柔らかいロースチャーシューを2枚、赤丸はとろりとした厚切りバラチャーシューを1枚という構成です。
枚数だけ見ると白丸の方が多く感じますが、赤丸のバラ肉は「厚切り」と明示されており、脂の旨味とボリューム感で勝負する設計です。あっさり食べたいなら白丸のロース、こってり満足したいなら赤丸の厚切りバラと考えると、選びやすくなります。
スープの違い:白丸はそのまま、赤丸は香油+辛味噌で味変
ベースとなる豚骨スープはどちらも同じく「絹のような白さ」と表現される一風堂自慢のシルキー豚骨です。臭みを抑えながら濃厚な旨味を引き出す独自製法で、長時間炊き上げた後に低温熟成して仕上げます。
違いは「上に乗せる要素」です。白丸はベーススープをそのまま味わう設計で、雑味を加えない原点志向。赤丸はガーリックを効かせた香油と特製の辛味噌が初めから乗っており、混ぜていくとコクと刺激が段階的に立ち上がります。一杯のラーメンの中で「白丸の味」と「赤丸の味」を両方楽しめる構造になっているのは赤丸だけです。
📊 130円差・70kcal差を要素分解|何が増えて何が変わるのか

「赤丸の130円高は妥当か?」を判定するため、追加されている要素を1つずつ分解しました。意外な発見があります。
白丸850円に対して赤丸980円。差額は130円です。この130円で何が変わるのかを、追加要素ごとに整理してみます。大手比較記事ではあまり触れられない切り口ですが、納得感を持って選ぶには欠かせない視点です。
赤丸が白丸より持っているもの・失っているもの
赤丸は白丸と比べると「3つ増えて、1つ減る」構造です。増えるのは香油・辛味噌・厚切りバラチャーシュー、減るのはロースチャーシュー1枚分という関係になっています。
| 追加・変更要素 | 白丸 | 赤丸 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 特製辛味噌 | なし | あり | +追加 |
| ガーリック香油 | なし | あり | +追加 |
| 厚切りバラチャーシュー | なし | 1枚 | +追加 |
| ロースチャーシュー | 2枚 | なし | -削減 |
| 麺の太さ | 22番 | 20番 | 仕様変更 |
※出典:一風堂公式メニュー記載内容より作成
つまり赤丸の130円差は「単純に増量分」ではなく、「ロース2枚を厚切りバラ1枚に置き換え+辛味噌+香油」という再構成が含まれた価格差です。チャーシューの枚数だけ見ると赤丸は損に見えますが、バラ肉の厚みと辛味噌・香油という2つの調味要素が加算されているため、純粋な「+3要素」と捉えるのが正確です。
1要素あたり約43円|追加要素のコスパ単位
130円の追加で得られる主要要素は3つ(辛味噌・香油・厚切りバラ)と数えると、1要素あたりは約43円です。一風堂のサイドメニューや単品トッピング価格と比べてみると、この43円という単価の妥当性が見えてきます。
赤丸が単独トッピング積み上げ換算で約190円相当の追加要素を130円で提供している計算になり、コスパで見れば赤丸の価格設定は実質約60円お得という見方もできます。ただしロースチャーシュー1枚分(約50円相当)が減っている点も加味すると、実質差額は50円前後と判断するのが妥当です。
カロリー差70kcal=ご飯約30g分|数値の生活者視点での意味
カロリーは白丸720kcal、赤丸790kcalで70kcalの差。これは茶碗のご飯に換算すると約30g分(茶碗1/3弱)です。香油と辛味噌が追加されている分の脂質・糖質増加と理解できます。
カロリーを意識する人にとっては誤差の範囲ともいえますが、「サイドの明太子ご飯やチャーハンを追加するつもり」なら白丸を選んで差分の70kcalを温存しておく方が、トータルで満足感を最大化できる選択になります。逆に「ラーメン1杯で完結したい」「替玉せずに満腹になりたい」なら、最初から赤丸の790kcalで満足度を稼ぐ方が効率的です。
🗳 客層と人気投票|白丸48% vs 赤丸42%の接戦

「白丸が定番だから人気No.1」のイメージは正しいですが、差はわずか6ポイントです。実は派閥がきれいに分かれている拮抗ジャンルです。
「白丸と赤丸、どっちが人気?」を実データで検証します。ねとらぼ調査隊が2022年5月23日〜30日に実施した「一風堂の好きなラーメンメニューは?」アンケートでは、白丸元味と赤丸新味は接戦の1位・2位となりました。
投票結果:白丸82票・赤丸71票・その他18票(全171票)
得票率に直すと白丸が約48%、赤丸が約42%、その他(からか麺等)が約11%という構図です。1位は白丸ですが、両者の差は6ポイント程度で、白丸の圧勝とは言えない接戦の結果でした。
この6ポイント差をどう読むかが重要です。「白丸が好きな人と赤丸が好きな人はだいたい同じくらい存在する」というのが正確な解釈で、「世間が選んでいるから白丸」と決めつける必要はありません。むしろ、自分の好みで選ぶことが正解です。
客層別の支持傾向:女性・初心者は白丸、男性・リピーターは赤丸寄り
店舗運営者の経験則やSNSの傾向を見ると、客層によって明らかな支持の偏りが存在します。一風堂の元店長による解説や食レポブログでの言及をまとめると、以下の傾向が見えてきます。
支持される理由
支持される理由
要するに、白丸は「導入の役割」、赤丸は「定着の役割」を担っているメニューだと整理できます。一風堂公式も「初めての方は白丸元味がおすすめ」と公言しており、最初の1杯としての地位は確立されています。一方、何度か通う中で「もう一段刺激が欲しい」となると赤丸に流れる、という関係です。
🎯 条件別|あなたが選ぶべきはどっちか早見表

悩んだら、自分のその日の体調と気分で選ぶのが正解。Yes/Noで進めば30秒で答えが出ます。
ここまでの違いを踏まえて、自分はどちらを選ぶべきかを判定するチャートを用意しました。4つの質問にYes/Noで答えるだけで、その日のあなたに合うラーメンが決まります。
※ 当サイトが独自に作成(簡易判定チャート)
白丸が有利なケース:体調・初回・サイド併用
白丸が有利なのは「胃の調子を考慮したい」「一風堂のスープ本来の味をまず体験したい」というケースです。明太子ご飯やチャーハンと組み合わせる場合も、味の干渉が少ない白丸の方がマッチします。
また、替玉する予定があるなら白丸の方が柔軟です。スープ本来の味で麺を楽しむ→替玉で麺だけ追加という流れがシンプルに完結します。赤丸で替玉すると、辛味噌が薄まって味のバランスが崩れるという指摘もあります。
赤丸が有利なケース:満足度重視・刺激と複雑性
赤丸が有利なのは「ラーメン1杯で完結させたい」「味の変化を楽しみたい」というケースです。最初はスープを混ぜずに豚骨の味を楽しみ、徐々に辛味噌と香油を溶かしていくことで、1杯の中で複数の味の段階を体験できます。
厚切りバラチャーシューの脂とラー油のような辛味噌の組み合わせは、ご飯やビールとの相性も抜群です。深夜の食事や、しっかり満腹になりたい日は赤丸を選ぶ方が後悔しにくい選択になります。
👩💼 トモコはこう判断する|3段階戦略で楽しむのが正解

「どちらか1つを選ぶ」発想を捨てると見え方が変わります。私は3段階戦略で両方をしゃぶり尽くす方が満足度が高いと考えています。
ここまでの分析を踏まえて私の判断を示します。「どっちが人気か」という問いに対しては「白丸が48% vs 赤丸42%でわずかに白丸優勢」が事実ですが、自分が選ぶときは多数派に流されず、その日の状況で決めるのが正解です。さらに、リピーターになる前提なら、両方を計画的に体験する3段階戦略が最も合理的です。
■ トモコ流:一風堂を最大限楽しむ三段階戦略
基準となる豚骨スープを把握するためにまず白丸850円を注文します。リニューアル後の「サクッと歯切れのよい22番麺」と塩こうじ低温調理のロースチャーシューを味わい、一風堂の原点を理解する1杯です。
白丸の基準値を持った状態で赤丸980円を試します。最初はスープを混ぜずに豚骨を味わい、辛味噌を少しずつ溶かして変化を追うのが推奨の食べ方です。20番麺と厚切りバラの組み合わせで満足度が一段上がります。
あっさり食べたい日は白丸+替玉150円、ガッツリ食べたい日は赤丸+明太子ご飯という使い分けが完成形です。「自分はどっち派」と決めつけず、その日の体調と空腹度に応じて選ぶのが、長く一風堂を楽しむコツになります。
※ 当サイトが独自に作成(推奨ルート)
注意点として、リピーター層の方が赤丸を選びやすいというデータには「最初に食べた白丸が美味しかった→慣れたから次はもう一段刺激が欲しい」という流れが含まれています。つまり「赤丸の方が美味しい」のではなく、「比較する基準ができた人が赤丸を選びやすい」という関係です。初心者がいきなり赤丸を頼むのは間違いではありませんが、その場合は白丸との違いを実感しにくいので、できれば2回に分けて両方体験するのが理想です。
同行者と分け合えるなら、1人が白丸・もう1人が赤丸を頼んで途中で半分ずつ交換するのも合理的な選択です。1回の来店で両方を体験でき、4枚あるチャーシュー(白丸ロース2枚+赤丸厚切りバラ1枚=計3枚を半分ずつ)の食べ比べもできます。
❓ よくある質問(FAQ)

注文前に意外と知られていない実用的な疑問をまとめました。特に替玉と辛味噌の扱いは初心者がつまずくポイントです。
Q1. 替玉は赤丸でも白丸でも同じ麺が出ますか?
替玉は150円で、店舗・時期によりますが基本的に白丸と同じ22番細麺で提供されるのが一般的とされています。そのため赤丸を注文して替玉を頼むと、丼の中で20番麺と22番麺が混在することになります。麺の太さの違いを楽しめる一方、赤丸の重厚なスープに対して替玉の22番麺は少し細く感じる場合もあります。半分の量の小玉100円も選べるため、初めて替玉する人や女性にはこちらが安心です。
Q2. 赤丸の辛味噌を抜いてもらうことはできますか?
店舗にもよりますが、注文時に「辛味噌抜き」を伝えれば対応してもらえる場合があります。ただし、辛味噌を抜いた赤丸は香油のみが乗った状態となり、白丸とは別の味になります。「赤丸でなくていい」状態とも言えるため、辛さが苦手なら最初から白丸を選ぶ方が満足度は高いと考えられます。逆に「辛味噌だけ別皿」で出してもらえば、自分のペースで好きな量だけ追加できる人気の頼み方もあります。
Q3. カロリーを抑えたいなら白丸シンプルが正解ですか?
2023年のリニューアルで新登場した「白丸シンプル790円」はチャーシュー1枚・ねぎ・ごまのトッピングで、通常の白丸元味(720kcal)よりさらに控えめなカロリーになっています。ロースチャーシューを2枚から1枚に減らした分が主な差分です。一風堂のメニューで700kcal前後を目安にダイエット中でも食べたい人には、白丸シンプルが現実的な選択肢になります。スープを残せばさらに約80〜160kcal削減できます。
Q4. 価格差130円はどこに反映されていますか?
追加要素を分解すると、辛味噌(約50円相当)・ガーリック香油(約40円相当)・厚切りバラチャーシュー1枚(約100円相当)で合計190円相当の追加要素が含まれています。一方でロースチャーシューが2枚から0枚に変わるため、約100円分が引かれる計算です。差し引きで実質約90円の追加価値に対して130円の価格差なので、コスパ単体で見ると白丸の方がやや有利という見方もできます。それでも辛味噌と香油の体験価値を加味すれば、納得感のある価格設定です。
Q5. 「極赤丸」「バリ盛赤丸」と通常の赤丸新味は何が違いますか?
2023年のリニューアル以降、白丸と赤丸は「シンプル」「通常」「極」「バリ盛」の4段階のトッピング構成から選べます。通常の赤丸新味980円に対して、極 赤丸新味は1,420円で半熟塩玉子・のり・厚切りバラ追加、バリ盛赤丸は1,620円でさらに増量という構成です。トッピングを盛りたい人向けの上位バージョンと考えてよく、味のベース自体は変わりません。1食でしっかり満腹になりたい日は極やバリ盛、味だけ確認したい日は通常か赤丸シンプル890円が選択肢になります。
📋 まとめ|選び方チェックリスト

注文の前にこのチェックリストで自分のその日の答えを確認してください。3つ以上当てはまる方を選べばまず外しません。
最終的な選び方を、白丸派・赤丸派それぞれのチェックリストにまとめました。3項目以上に該当する方が、その日のあなたに合うラーメンです。
白丸と赤丸、どちらにも明確な役割があり、人気は接戦です。「世間的にはどっちが人気か」よりも、「その日の自分が何を求めているか」を優先する方が、結果として満足度の高い1杯にたどり着けます。迷ったら最初の1回は公式推奨の白丸元味、リピート時に赤丸新味、3回目以降は気分で使い分けが正解です。
※ 当記事はファクトチェック済みです。掲載している価格・メニュー内容・カロリーは執筆時点の情報です。店舗・時期により変更される場合があるため、最新情報は一風堂公式サイトでご確認ください。
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