
「タチヤとカネスエ、どっちが安いの?」の答えは、商品の値札だけでは決まりません。タチヤは18時に閉店して水曜は休み、支払いは現金のみ。カネスエは夜21時まで開いていて、会員カードの現金払いで毎日3%相当が引かれます。つまり、あなたが何時に買い物へ行けるかで、安い方が入れ替わるのです。今回はその境目を数字で出しました。
愛知・岐阜・三重で暮らしていると、「生鮮ならタチヤ」「何でもそろうカネスエ」という声をよく聞きます。どちらも地元で知られた安いスーパーですが、安さの作り方がまったく違うため、単純な値札の比べ合いでは答えが出ません。
結論:平日16〜18時に寄れて生鮮をよく買う人は「生鮮はタチヤ、それ以外はカネスエの会員割引」の使い分けが最安です。18時以降にしか行けない人は、カネスエ1店に絞る方が安くなります。
タチヤの生鮮がカネスエより1割安い前提で試算すると、使い分けはカネスエだけで買うより月約2,003円安く、年間約24,000円の差になり、これは平均的な世帯の食料費のおよそ1週間分に相当します。ただし、タチヤの生鮮が約3%以上安くない日は、使い分けの効果が消えます。
この記事では、両店の仕組みと価格、会員割引3%の意味、家計調査を使った食費の試算、営業時間と支払い方法のコストまで整理し、あなたがどちらを選べばよいかを判断フローで示します。
本記事はFP技能士資格保有のトモコが調査・執筆しています。掲載情報は執筆時点のものです。価格・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
- ✅ 結論:タチヤとカネスエ、食費を安くできるのはどっち?
- 📌 タチヤとカネスエの基本情報|店舗数・営業時間・支払い方法
- 📌 価格を比較|生鮮はタチヤ、加工品・PBはカネスエが強い
- 📌 会員カードの3%引きが分かれ目|タチヤの生鮮は何%安ければ得か
- 📌 月の食費で試算|使い分けとカネスエ1店でいくら変わる?
- 📌 買い物できる時間帯で決まる|営業時間と値引きの時間割
- 📌 支払い方法のコスト|現金のみのタチヤとカネスエの3%引き
- 📌 条件別|タチヤとカネスエ、どっちを選ぶべきか判断フロー
- 📌 よくある間違い・注意点|現金の準備と会員割引の対象外
- 📌 トモコはこう判断する
- 📌 よくある質問(FAQ)
- 📌 まとめ・選び方チェックリスト
- 🔍 この記事のファクトチェックについて
✅ 結論:タチヤとカネスエ、食費を安くできるのはどっち?

値札の安さより先に「何時に買い物へ行けるか」を考えてください。18時以降しか行けない人にとって、タチヤの安さは使えない安さです。
◆ 平日16〜18時に店へ寄れる
◆ 自炊中心で生鮮をよく買う
◆ 現金払いに抵抗がない
◆ 水曜以外に買い物できる
生鮮が1割安い日なら、使い分けで月約2,003円浮かせられます。
◆ 平日18時以降に買い物する
◆ 加工品や日用品もまとめ買い
◆ 1店で買い物を済ませたい
◆ 水曜にも買い物をする
現金払いの会員割引だけで、平均的な食費なら月約2,282円安くなります。
2つの店を比べるとき、私が最初に確認したのは値札ではなく営業時間でした。タチヤは多くの店が10時から18時までの営業で、水曜が定休日です。カネスエは7時から21時まで開いている店が多く、定休日の案内もありません。
そのうえで効いてくるのが、カネスエの会員カードです。入会200円で、現金払いなら毎日3%相当が引かれます。タチヤの生鮮がこの3%を超えて安いかどうかが、使い分けの分かれ目になります。下の1枚は、この2つの条件を「買い物に行ける時刻」の軸で重ねたものです。
📌 タチヤとカネスエの基本情報|店舗数・営業時間・支払い方法

同じ「安いスーパー」でも、タチヤは生鮮の専門店、カネスエは何でもそろう大型店です。比べる土俵が違う点をまず押さえてください。
まずは両店の骨格を並べます。店舗数・営業時間・支払い方法・割引制度の4点を見るだけで、2つの店が「同じ棚の値段で競っている店」ではないことがわかります。
| 比較項目 | タチヤ | カネスエ |
|---|---|---|
| 店舗数 | 23店 | 約50店 |
| 展開エリア | 愛知・岐阜・三重 | 東海3県・静岡・滋賀 |
| 営業時間 | 10〜18時が中心 | 7〜21時の店が多い |
| 定休日 | 水曜日 | 案内なし |
| 支払い | 現金のみ | 現金・カードほか |
| 割引制度 | 16時以降の赤テープ | 会員の現金3%引き |
| 得意分野 | 野菜・魚・肉 | 加工品・PB |
| チラシ | 出さない | 店舗による |
※出典:タチヤ公式「店舗一覧」、カネスエ公式 各店舗ページ・会員カード、マイナビ2027 カネスエグループ会社概要、ダイヤモンド・チェーンストアオンライン(2026年3月)ほか(2026年9月時点)|当サイトが独自に作成
タチヤ:市場で仕入れた担当者がその日に売り切る
タチヤはバローグループの100%子会社で、名古屋市中区に本社を置くスーパーです。公式サイトの店舗一覧では、愛知14店・岐阜7店・三重2店の合計23店を展開しています。
安さの源は「仕入れ担当責任制」です。売り場の担当者が自ら市場へ出向いて仕入れ、売値を決め、その日のうちに売り切るところまでを一人で受け持ちます。仕入れの判断と売り切りの責任が同じ人にあるため、旬で安い品を大量に仕入れて一気に売る動きが速くなります。
その代わり、惣菜はほとんど扱わず、チラシや広告も出していません。広告費を価格に回す考え方です。一方で、同じ商品を毎日同じ値段で置く店ではないため、「行ってみないと何が安いかわからない」店でもあります。
タチヤの安さを支える財務の強さ
タチヤの公式サイトは、自己資本比率82.0%(全国のスーパーで5位)、売上高純利益率7.8%(同1位)という数字を掲げています。安売りの店は利益が薄くなりがちですが、タチヤは安く売りながら利益も残している珍しい店です。
利益が残る理由は、チラシを出さない、惣菜を作らない、営業時間を短くするといった「やらないこと」の多さにあります。18時閉店や水曜定休は不便ですが、人件費と光熱費を抑えて生鮮の値段に回す仕組みの一部だと考えると納得がいきます。
カネスエ:1店で何でもそろい、会員カードで毎日3%引き
カネスエは愛知県一宮市に本社を置く1951年設立の会社で、創業は1902年と120年以上の歴史があります。グループ売上高は2025年3月期で1,930億円、大型店のカネスエに小型店のフェルナなどを加えると約100店の規模です。
安さの作り方は、生鮮・加工品・日用品を大量に扱う大型店の効率と、自社で開発するPB(プライベートブランド)です。バイヤーが生産計画にまで入り込んで原価を下げる方針を掲げており、1店で食卓のほぼすべてがそろう点が強みです。
流通業界誌の報道によると、カネスエはこの10年で売上高を約3倍に伸ばし、2026年には創業以来初めてのテレビCMを流してブランドを刷新しました。関西への出店も始めており、東海の安いスーパーとしての存在感は年々大きくなっています。
もう1つの柱が「カネスエファンクラブ メンバーズカード」です。入会金200円で、現金で支払うと毎日3%相当額が割り引かれます。ポイントを後で受け取るのではなく、レジでその場で引かれる割引である点がタチヤとの大きな違いです。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
📌 価格を比較|生鮮はタチヤ、加工品・PBはカネスエが強い

公開されている価格は、店も日付もばらばらです。1品の勝ち負けではなく「どの売り場が強いか」の傾向として読んでください。
両店とも価格を公式サイトに一覧で載せていないため、報道や店舗を訪れた人の記録から価格を集めました。まず、同じ時期に同じ品目を両店で比べた記録を見ます。
同じ時期に同じ品目を比べると勝ち負けは割れる
2025年4月に両店を回った個人ブログの記録では、4品のうちタチヤが2品で安く、カネスエが1品で安く、1品は同じ値段でした。安かった品目は、タチヤがトマトと鶏むね肉、カネスエが食パンです。
| 品目 | タチヤ | カネスエ | 安い方 |
|---|---|---|---|
| トマト1袋 | 158円 | 178円 | タチヤ |
| 鶏むね肉100g | 48円 | 58円 | タチヤ |
| 食パン6枚 | 98円 | 88円 | カネスエ |
| 卵10個 | 198円 | 198円 | 同額 |
※出典:個人ブログ「他のお店と比較!スーパー タチヤとカネスエの…」(2025年4月の店頭価格)|当サイトが独自に作成
この4品だけで見ると、生鮮の2品はタチヤが1割から2割ほど安く、加工品の食パンはカネスエが1割ほど安いという形です。売り場ごとの強みが、そのまま値段に出ています。
一方で、ネット上の質問サイトには「近所のタチヤはカネスエより高く感じる」という利用者の声もあります。タチヤは日ごとに仕入れが変わる店なので、店舗と日によって安さに大きな波があります。
報道で紹介された目玉価格
次に、テレビや新聞で紹介された各店の目玉価格です。取材の時期と店舗が違うため、横並びで勝ち負けは決められませんが、どちらが何に強いかの傾向は読み取れます。
| 店 | 品目 | 価格 | 時期 |
|---|---|---|---|
| タチヤ | 白ネギ1束 | 108円 | 2022年 |
| タチヤ | 国産豚100g | 128円 | 2022年 |
| タチヤ | ミカン4kg箱 | 1,059円 | 2022年 |
| タチヤ | レタス1玉 | 128円 | 2023年 |
| カネスエ | おにぎり1個 | 49円 | 取材時 |
| カネスエ | 食パン | 69円 | 取材時 |
| カネスエ | 卵10個 | 157円 | 取材時 |
| カネスエ | 袋めん5食 | 167円 | 取材時 |
※出典:東海テレビ(2022年11月放送)、こまきっず(2023年3月)、静岡新聞あなたの静岡新聞(取材時・税抜価格)|当サイトが独自に作成
タチヤの目玉は野菜・果物・肉の生鮮で、箱売りのミカンのような「量で安い」売り方が目立ちます。カネスエの目玉は、おにぎり・食パン・袋めんなど、自社で作る加工品や日配品です。
この傾向から、タチヤが勝負できるのは食費のうち生鮮の部分だけだとわかります。では、その生鮮が食費の何割を占めるのか。次の章で家計調査の数字から確かめます。
📌 会員カードの3%引きが分かれ目|タチヤの生鮮は何%安ければ得か

タチヤの生鮮がカネスエの棚より約3%以上安くなければ、会員割引に負けます。この数字だけ覚えておいてください。
カネスエの会員割引は「本体価格×3/103」で計算されます。割引率に直すと約2.9%で、35円未満の商品は対象外です。現金払いの時だけ効き、カードや電子マネーでは割り引かれません。
ここで大事なのは、カネスエで生鮮を買うと、棚の値段から自動で約2.9%引かれるという点です。つまり、タチヤの生鮮はカネスエの棚の値段より約2.9%以上安くないと、使い分けても得になりません。
タチヤの安さ別に見た「使い分け」の月の差
平均的な世帯の生鮮の支出(月28,257円)をもとに、タチヤの生鮮がカネスエの棚価格より何%安いかで、使い分けの損得がどう変わるかを試算しました。比べる相手は「カネスエ1店で会員割引を使う場合」です。
| タチヤの安さ | 生鮮代 | 月合計 | 月の差 |
|---|---|---|---|
| 同じ値段 | 28,257円 | 76,874円 | 823円損 |
| 3%安い | 27,409円 | 76,026円 | 25円得 |
| 5%安い | 26,844円 | 75,461円 | 590円得 |
| 10%安い | 25,431円 | 74,048円 | 2,003円得 |
| 15%安い | 24,018円 | 72,635円 | 3,416円得 |
※出典:総務省統計局「家計調査」2025年平均(二人以上の世帯)の品目別支出をもとに当サイトが独自に試算(カネスエ1店・会員割引の場合は月76,050円)
同じ値段なら、使い分けるとむしろ月823円の損です。カネスエで生鮮を買えば会員割引が付くのに、タチヤで買うとその分がなくなるからです。3%安くてようやく差がほぼゼロになり、1割安くなると月2,003円の得になります。
赤テープを狙えるなら使い分けの差は広がる
タチヤでは午後4時を過ぎると値引きを示す赤テープが巻かれ、定休日前日の火曜は7〜8割引も珍しくないと報じられています。赤テープの品を中心に買える人は、生鮮の安さが1割を超える日も十分にあります。
逆に、赤テープの時間に行けない人は、通常価格のタチヤとカネスエの会員割引を比べることになります。前の章で見た通常価格の差は品目によって1〜2割でしたが、日によっては逆転もあるため、使い分けの効果は小さくなります。
35円未満の商品は会員割引の対象外
カネスエの会員割引には、35円未満の商品は対象外という条件があります。もやしや豆腐の特売品、単品の小袋菓子などが当てはまります。こうした安い品を多く買う日は、実際の割引率が約2.9%より少し下がります。
ただし、35円未満の品は1点あたりの金額が小さいため、月の食費全体で見れば影響はわずかです。この記事の試算では、割引の対象外になる品を考えず、食品代の全額に約2.9%の割引が効く前提で計算しています。
📌 月の食費で試算|使い分けとカネスエ1店でいくら変わる?

タチヤが効くのは食費の約3割の生鮮だけです。残りの7割はカネスエの会員割引が効くので、1店に絞る選択も十分に合理的です。
総務省の家計調査(2025年平均・二人以上の世帯)では、食料費は月94,895円です。このうち外食の16,563円を除くと、スーパーで買う食品は月78,332円になります。
この78,332円を「生鮮に近い品目」と「それ以外」に分けました。魚介類・肉類・野菜と海藻・果物の合計が28,257円、穀類・乳卵類・調味料・菓子・調理食品・飲料・酒類の合計が50,075円です。
食料費のうち、タチヤの強みが効く生鮮は約3割です。残りの約5割の加工品やその他の食品は、タチヤがあまり扱わない分野で、カネスエの会員割引がそのまま効きます。
3つの買い方で月の食費を比べる
この支出をもとに、3つの買い方を比べました。表の「タチヤ+カネスエ」は、生鮮をタチヤで、それ以外をカネスエの会員の現金払いで買う使い分けです。タチヤの生鮮はカネスエの棚価格より1割安いと仮定し、カード払いは一般的な還元率1%のカードを想定しています。
| 買い方 | 月の食品代 | カード比 |
|---|---|---|
| カネスエ・カード | 77,549円 | 基準 |
| カネスエ・会員現金 | 76,050円 | 1,499円安い |
| タチヤ+カネスエ | 74,048円 | 3,501円安い |
※出典:総務省統計局「家計調査」2025年平均をもとに当サイトが独自に試算。前提はタチヤの生鮮が1割安、カード還元1%です
カネスエ1店でも、払い方をカードから現金の会員割引に変えるだけで月1,499円安くなります。そこに生鮮のタチヤ買いを足すと、さらに月2,003円安くなり、カード払いと比べた差は月3,501円です。
年間にすると、使い分けとカネスエ1店・会員割引の差は約24,000円です。この差は、2店を回る手間とガソリン代を払ってでも取りに行く価値があるかで判断してください。両店が近いなら十分に取れる差で、片道15分以上かかるなら1店に絞る方が現実的です。
世帯人数で差はどう変わるか
家計調査の平均は世帯人員2.87人です。生鮮の支出が人数に比例すると単純に置いて、タチヤの生鮮が1割安い場合の使い分けの差を世帯人数別に試算しました。
| 人数 | 生鮮支出 | 月の差 | 年の差 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 9,846円 | 698円 | 8,374円 |
| 2人 | 19,691円 | 1,396円 | 16,747円 |
| 平均2.87人 | 28,257円 | 2,003円 | 24,032円 |
| 4人 | 39,383円 | 2,791円 | 33,494円 |
※出典:総務省統計局「家計調査」2025年平均の生鮮支出を1人あたりに割り、人数を掛けて当サイトが独自に試算(実際の食費は年齢や外食の頻度で変わります)
4人家族なら使い分けの差は月2,791円、年間で約33,500円まで広がります。1人暮らしでは月698円にとどまり、2店を回る時間の方が高くつく場合が多いはずです。
つまり、使い分けで得をしやすいのは「人数が多く、自炊が多く、生鮮をよく買う家庭」です。惣菜や冷凍食品の比率が高い家庭では、そもそもタチヤで買う物が少なくなります。
📌 買い物できる時間帯で決まる|営業時間と値引きの時間割

タチヤが開いているのは週48時間です。平日18時以降と水曜しか行けないなら、タチヤは選択肢に入りません。
タチヤの公式サイトでは、ほぼ全店の営業時間が10時から18時、定休日が水曜日です。例外はアスティ高蔵寺店(11時〜19時)と、Vドラッグ岐阜県庁西店(9時〜21時・定休日なし)の2店だけです。
カネスエは店舗ごとに営業時間が異なりますが、長久手店・三里店・江南高屋店は7時から21時、名古屋市港区の砂美店は8時から21時です。ほとんどの店で朝から夜まで買い物ができます。
| 時間帯 | タチヤ | カネスエ |
|---|---|---|
| 7〜10時 | 開店前 | 営業中 |
| 10〜16時 | 通常価格 | 営業中 |
| 16〜18時 | 赤テープ | 営業中 |
| 18〜21時 | 閉店後 | 営業中 |
| 水曜日 | 定休日 | 営業中 |
※出典:タチヤ公式「店舗一覧」、カネスエ公式 各店舗ページ、CBCマガジン(2024年1月)(2026年9月時点)|当サイトが独自に作成。カネスエの開店は店舗により7〜9時
1週間でタチヤが開いているのは、8時間×6日の48時間です。7時から21時まで開くカネスエの店は、14時間×7日の98時間です。フルタイムで働く人が平日に寄れるのは、ほとんどの場合カネスエだけです。
例外:夜まで開いているタチヤが1店ある
タチヤの中で、Vドラッグ岐阜県庁西店だけは9時から21時まで営業し、定休日もありません。ドラッグストアの中に入る店舗のため、ほかのタチヤとは営業時間が違います。岐阜市周辺に住む人は、平日の夜にもタチヤの生鮮を買える例外的な環境です。
春日井市のアスティ高蔵寺店も11時から19時までと、ほかの店より1時間遅くまで開いています。近くのタチヤがどの営業時間かは、公式サイトの店舗一覧で確認してから行くと空振りを防げます。
タチヤを使えるのは週末か平日の日中に動ける人
平日の日中に動ける人は、タチヤの安さをそのまま取れます。特に16時から18時は赤テープの値引きが始まる時間で、生鮮の安さが最大になります。定休日前の火曜夕方は売り切りの値引きが大きくなりやすい時間です。
平日に仕事がある人でも、土日にタチヤで1週間分の生鮮をまとめて買い、平日の不足分をカネスエで買う方法があります。ただし、赤テープの時間帯は品数が減っているので、まとめ買いは昼に行く方が確実です。
📌 支払い方法のコスト|現金のみのタチヤとカネスエの3%引き

カードのポイントを大事にしている人ほど注意が必要です。タチヤでは1円分のポイントも付きません。
タチヤの支払いは現金のみで、カードや電子マネーは使えません。いつもカードで1%のポイントを受け取っている人は、タチヤで買うとその1%を手放すことになります。
カネスエは、クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners・Discover)、iD、QUICPay、交通系ICカードが使えます。ただし会員の3%相当引きは現金払いだけで、QRコード決済と共通ポイントには対応していません。
| 支払い方法 | 割引 | 月の効果 |
|---|---|---|
| カネスエ現金+会員 | 約2.9% | 2,282円 |
| カネスエ・カード | 1% | 783円 |
| タチヤ(現金のみ) | 0% | 0円 |
※出典:カネスエ公式「ファンクラブ メンバーズカード」・各店舗ページ、総務省統計局「家計調査」2025年平均の食品代月78,332円で当サイトが独自に試算。カードは還元率1%の場合
カネスエでは、現金の会員割引がカードの1%還元より月約1,500円有利です。カネスエで買うなら現金と会員カードの組み合わせが最も安いという結論になります。
タチヤで買うと手放すものは何%か
タチヤで生鮮を買うときに手放すものは、比べる相手で変わります。ふだんカード還元1%の店で買っている人なら、手放すのは1%分のポイントです。カネスエで会員の現金払いをしている人なら、手放すのは約2.9%の割引です。
そのため、カネスエの会員カードを持っていない人ほど、タチヤの安さは得に直結します。反対に、カネスエで会員割引を使いこなしている人は、タチヤの生鮮がはっきり安い日だけに絞って寄るのが合理的です。
会員カードの入会金200円は1回の買い物で回収できる
入会金の200円は、約2.9%の割引で取り戻すと、買い物額にして約6,867円分です。家族の1週間分の食品をまとめて買えば1回で回収でき、その後は毎回の買い物で割引が続きます。
カネスエの公式ブログは、決済手数料のコストを抑えるために支払い方法をあえて絞っていると説明しています。現金払いへの割引は、その手数料分を客に返す仕組みとして理解するとわかりやすいです。
📌 条件別|タチヤとカネスエ、どっちを選ぶべきか判断フロー

迷ったら「平日の16〜18時に店へ寄れるか」から考えてください。ここで答えの半分が決まります。
ここまでの結果を、判断の順番に並べます。最初の分かれ目は平日16〜18時か土日にタチヤへ行けるか、次が生鮮を月2万円以上買うか、最後が2店を回る手間です。どこかで「いいえ」になったら、その時点で答えが決まります。
タチヤをメインにした方がよい人
平日の日中に買い物でき、自炊中心で野菜・魚・肉を毎日のように使う家庭です。赤テープの時間に行けるなら、生鮮の安さはカネスエの会員割引を大きく上回ります。現金払いに抵抗がないことも条件です。
カネスエ1店に絞った方がよい人
平日は18時以降しか買い物できない人、水曜にも買い物をしたい人、加工品や冷凍食品の比率が高い家庭です。会員カードで現金払いにすれば、何を買っても約2.9%引かれるので、1店で済ませても十分に安くなります。
使い分けが最安になる人
両店が車で10分以内にあり、週に1回は日中に動ける家庭です。生鮮はタチヤでまとめ買いし、それ以外と平日の買い足しはカネスエの会員割引で買います。生鮮の支出が大きい家庭ほど、使い分けの差は大きくなります。
よくある3つの場面
共働きで平日は19時帰宅の4人家族は、平日はカネスエで会員割引、土曜の昼にタチヤで1週間分の生鮮をまとめ買いするのが最も効率的です。土曜のタチヤは品数が多く、赤テープを待たなくても通常価格で十分に安い品がそろいます。
日中に時間がある年金暮らしの2人世帯は、火曜や週末の16時以降にタチヤの赤テープを狙えます。量の多い箱売りは使い切れない場合があるので、2人分に合う量かを確認してから買ってください。
1人暮らしで自炊が少ない会社員は、カネスエ1店で十分です。生鮮の支出が少ないため、タチヤに寄っても差は月数百円にとどまり、時間の方が高くつきます。
📌 よくある間違い・注意点|現金の準備と会員割引の対象外

会員カードを持っていても、カードで払えば割引はゼロです。レジで「現金とカード提示」をセットにしてください。
💡 見落としやすい4つの点
◆ タチヤは現金のみ:ATMに寄ってから行く
◆ タチヤは水曜定休:週の半ばは買えない
◆ 会員割引は現金のみ:カード払いは対象外
◆ 35円未満の商品:会員割引の対象外
最も多い間違いは、カネスエで会員カードを出しながらクレジットカードで払ってしまうことです。会員の割引は現金払いの時だけで、カード払いにすると3%相当の割引は付きません。
タチヤでは、閉店間際の赤テープを狙って18時直前に着くと、目当ての品が売り切れていることがよくあります。値引きの品は数が限られるので、16時台に着くのが安全です。
また、箱売りや大袋の野菜は量で安く見えても、使い切れずに傷めてしまえば割高になります。1回の買い物で使い切れる量かどうかを考えてから、まとめ買いをしてください。
📌 トモコはこう判断する

1店だけ選ぶなら「平日の夕方に寄れるか」、2店使えるなら「生鮮が1割安い日か」。この2つの問いで決めてください。
私がこの比較で最も重く見るのは、買い物できる時間です。タチヤの安さは本物ですが、18時閉店・水曜定休という条件があるため、平日の夜しか動けない人には使えない安さです。行けない店の安さは、家計の節約になりません。
次に見るのは、食費の中の生鮮の割合です。家計調査で見ると、スーパーで買う食品のうち生鮮は約3割です。タチヤで得をするのはこの3割の部分だけで、残りの7割はカネスエの会員割引が効きます。
そしてタチヤの生鮮がカネスエの棚より約3%以上安いときだけ、使い分けが得になるという境目を持っておくと、店頭で迷いません。赤テープの品や旬の箱売りは、この3%を軽く超えます。
■ タチヤとカネスエの使い方 三段階戦略
入会金200円で、現金払いなら毎日約2.9%引き。約6,867円の買い物で元が取れます。
平日16〜18時か土日にタチヤへ寄れないなら、カネスエ1店・現金払いで完成です。
寄れる人は、1割以上安い生鮮だけをタチヤで買い、他はカネスエで買います。
※ 当サイトが独自に作成(推奨ルート)
まとめると、フルタイムで平日の夜しか動けない人はカネスエ1店・会員の現金払い、日中に動ける自炊中心の家庭は生鮮をタチヤ・他をカネスエという使い分けが、私の答えです。どちらの場合も、カネスエでは必ず現金と会員カードで払ってください。
📌 よくある質問(FAQ)

よく見落とされるのが「タチヤは現金のみ」という点です。初めて行く時は必ず現金を用意してください。
Q. タチヤでクレジットカードや電子マネーは使えますか?
A. 使えません。タチヤの支払いは現金のみです。店内で現金が足りなくなると買い物ができないため、あらかじめ現金を用意してから行ってください。
Q. カネスエの会員カードはどこで作れますか?
A. 店舗で入会金200円を払えば、その場で発行されます。入会に必要なのは郵便番号だけで、発行した当日から割引を受けられます。カネスエとフェルナの全店で使えます。
Q. カネスエの会員割引はカード払いでも使えますか?
A. 使えません。会員の3%相当の割引は現金払いの時だけです。カードや電子マネーで払うと、会員カードを出しても割引はありません。
Q. タチヤの赤テープは何時から始まりますか?
A. 報道では午後4時以降とされています。定休日前日の火曜は値引きが大きくなりやすいとも紹介されています。ただし、時間と割引率は店舗や日によって変わります。
Q. タチヤに惣菜や日用品はありますか?
A. タチヤは生鮮が中心で、惣菜はほとんど扱っていません。惣菜や日用品もまとめて買いたい場合は、カネスエの方が1店で済みます。
Q. 夜も開いているタチヤはありますか?
A. Vドラッグ岐阜県庁西店は9時から21時まで営業し、定休日もありません。アスティ高蔵寺店は11時から19時までです。それ以外の店は10時から18時までで、水曜が定休日です。
Q. カネスエの会員割引は土日や祝日も使えますか?
A. 使えます。公式サイトでは祝日を含む毎日が割引の対象とされています。特定の日だけ割引率が上がる仕組みではないため、行く日を選ばずに同じ割引を受けられます。
Q. 店舗数が多いのはタチヤとカネスエのどちらですか?
A. カネスエです。タチヤは愛知・岐阜・三重に23店、カネスエは大型店のカネスエだけで約50店あり、小型店のフェルナなどを含めるとグループで約100店になります。近所にあるのはカネスエという人の方が多いはずです。
📌 まとめ・選び方チェックリスト

あなたが当てはまる数が多い方を、メインの店にしてください。
タチヤとカネスエのどちらが安いかは、値札ではなく「行ける時間」と「生鮮の量」で決まります。平日の夜にしか動けないならカネスエ1店・会員の現金払い、日中に動けて生鮮をよく買うなら使い分けが最安です。
- 平日の16〜18時に寄れる
- 野菜・魚・肉を毎日使う
- 現金払いに抵抗がない
- 箱売りを使い切れる人数
- 平日は18時以降に買い物
- 水曜にも買い物をする
- 惣菜や加工品をよく買う
- 1店で買い物を済ませたい
どちらを選ぶ場合も、カネスエでは現金と会員カードで払うことが節約の土台です。まずは会員カードを作り、自分が買い物に行ける時間を1週間分書き出してみてください。
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