
「羽田の第1と第2、子供が楽しいのはどっち?」という質問、実はこの一点で答えが決まります。「雨や真夏でも快適に過ごせるか」「有料で本格体験までやるか」。この2軸を先に決めてから選ぶと迷いません。キッズスペース数・展望デッキの構造・お金のかかり方まで整理しました。
「羽田空港の第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)、子供を連れて遊びに行くならどっちが楽しいの?」と迷っていませんか。結論から言うと、未就学児や雨の日・真夏真冬なら屋内完備の第2ターミナル、小学生以上で「パイロット体験」や「飛行機のおもちゃ屋さん」まで楽しみたいなら第1ターミナルが向いています。
この記事では、公式のBABY&KIDS GUIDEに基づくキッズスペース・ベビールームの数、展望デッキの構造差、T1だけにある有料アトラクションのコスト、条件別の選び方まで、子連れ目線で徹底比較しました。
本記事はFP技能士資格保有のトモコが調査・執筆しています。掲載情報は執筆時点のものです。営業時間・料金・施設内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
✅ 結論:羽田空港の第1と第2、子供が楽しいのはどっち?


T1とT2は「歩いて5分」の近さですが、中身の設計思想が違います。T2は公式モデルコースの起点になる「無料で完結する家族向けターミナル」、T1は「本格体験で非日常を買うターミナル」。この性格の違いで、合う子供と合うシーンが変わります。
◆ 子供が小学生以上で飛行機が大好き
◆ パイロット体験にお金をかける価値を感じる
◆ プラレールやブリキのおもちゃを見たい
◆ 富士山や夕焼けを見せたい
LUXURY FLIGHTと童心は第1にしかない「特別な思い出」になります
◆ 未就学児やベビーカー移動が中心
◆ 雨の日・真夏真冬に行く予定
◆ 無料で1日たっぷり過ごしたい
◆ 飛行機を見ながらランチしたい
屋内展望フロアと4か所のキッズスペースで天候リスク0円で遊べます
🛬 T1とT2、子供向けスポットを数字で比較

「T2は子連れに優しい」とよく言われますが、どの程度優しいのか公式サイトの数字で裏を取りました。キッズスペース・ベビールーム・展望フロアの3要素で見ると、T2の方がすべて「1つずつ多い」という構造になっています。
羽田空港旅客ターミナル公式のBABY&KIDS GUIDEに掲載された、子連れ向け施設の数を両ターミナルで並べてみました。搭乗券がなくても使える一般エリアの施設と、保安検査後に使える制限エリアの施設を分けて確認します。
| 比較項目 | 第1ターミナル | 第2ターミナル |
|---|---|---|
| 就航航空会社 | JAL/SKY/SFJ等 | ANA/ADO/SNA等 |
| キッズスペース(合計) | 3か所 | 4か所 |
| ベビールーム | 16か所 | 18か所 |
| 展望デッキ構造 | 6F+屋上の2層屋外 | 5F屋内+両側屋外 |
| 屋内展望フロア | なし | FLIGHT DECK TOKYO |
| 飛行機おもちゃ専門店 | 童心(3F) | ANA FESTA等 |
| フライトシミュレーター | LUXURY FLIGHT(5F) | なし |
| 眺望の特徴(晴天時) | 富士山・夕焼け | スカイツリー・東京湾 |
※出典:羽田空港旅客ターミナル公式BABY&KIDS GUIDE、LUXURY FLIGHT公式(2026年4月時点)
キッズスペースの数はT1が3か所(2F一般1・2F制限北1・2F制限南1)、T2が4か所(1Fバス出発ラウンジ1・2F一般1・2F制限北1・2F国際線1)です。一般エリアのスペースは両ターミナルとも2Fに1か所ずつあり、搭乗券なしで誰でも使えるため、見送り・空港見学目的の家族にはここが実質的な「拠点」になります。
ベビールーム数はT1が16か所・T2が18か所。数字上はT2が2か所多い程度ですが、T2は吹き抜け構造のため移動動線が見通せる設計で、ベビーカーでのアクセスも直線的です。特にT2の1階ベビールームは広々としていて、離乳食の温めに使える電子レンジや給湯設備まで揃っています。
🔭 展望デッキの違い:子供ウケが分かれる最大ポイント

展望デッキは両ターミナルともに無料ですが、実はT1とT2で「楽しみ方のタイプ」が正反対です。T1は登って遊ぶアクティブ型、T2は座って眺める快適型。子供の年齢とその日の天気で選ぶ基準がガラッと変わります。
T1の展望デッキ:2層構造の「登る冒険型」
第1ターミナルの展望デッキは6F本デッキと屋上階「GULLIVER’S DECK(ガリバーのデッキ)」の2層構造です。屋上に行くには南北それぞれにある階段を上る必要があり、エレベーターやエスカレーターはありません。ここが小学生以上の子供にとっては「冒険ポイント」になります。
眺望面では、T1は羽田空港で最も高い位置からのアングルで飛行機を見下ろせます。晴れた日には富士山のシルエット、夕方には工場夜景を含む赤い夕焼け、夜には川崎方面のライトアップまで見えます。JAL機が並ぶ景色は、飛行機好きキッズには鉄板のテンションアップ要素です。
ただし展望デッキは基本的に屋外で、屋根がある範囲は限定的。雨天時・真夏の炎天下・真冬の寒風下では長居が難しく、小さな子連れには体力面でハードルが上がります。開放時間は6:30〜22:00で、天候や保安上の理由で早めに閉鎖されることもあります。
T2の展望デッキ:屋内FLIGHT DECK TOKYOの「快適型」
第2ターミナルには「FLIGHT DECK TOKYO」という屋内展望フロアが5階の中央に設けられています。大型ガラス窓越しに駐機場・C滑走路・東京湾を一望でき、空調が効いた屋内で椅子に座りながら飛行機の離発着を眺められる設計です。バリアフリーで、T1のように階段を上る必要がありません。
ここの営業時間は朝5時から夜23時までと非常に長く、屋外展望デッキ(6:30〜22:00)よりも早く開いて遅く閉まります。早朝便の見送りや、深夜便を待つ家族には屋外より快適です。両側には屋外展望デッキも併設されていて、「屋内で待機→晴れ間に屋外に出る」という切り替えができます。
夜になると屋外デッキの床が約4,000個のLEDで青く光る「星屑のステージ」に変わり、視覚的な楽しみが増えます。晴天時の眺望にはスカイツリー・東京ゲートブリッジ・天気が良ければディズニーリゾートまで含まれ、北側の景色が楽しめるのはT2の優位点です。
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💡 天候別の展望デッキ耐性スコア(トモコ独自評価) ◆ 晴天の昼:T1=5 / T2=5(どちらも快適) ◆ 雨の日:T1=2 / T2=5(屋内フロアで勝ち) ◆ 真夏の炎天下:T1=2 / T2=5(空調で勝ち) ◆ 真冬の寒風下:T1=2 / T2=5(屋内で勝ち) ◆ 早朝便・深夜便対応:T1=3 / T2=5(5:00〜23:00) |
5項目中4項目でT2が勝るという結果になります。「ターミナル滞在中に天候リスクを背負わない」という点では、T2の屋内展望フロアの存在が圧倒的な安心材料になります。天気予報が怪しい日ほど、T2を選ぶメリットが大きくなります。
💰 T1だけの有料アトラクション|LUXURY FLIGHTと童心

T1を選ぶ最大の理由は、T2にはない2つのスポット「LUXURY FLIGHT」と「童心」の存在です。ここに課金する価値があるかどうかが、T1とT2の分岐点の一つ。値段と体験内容を整理して判断しましょう。
LUXURY FLIGHT羽田空港本店(T1 5F)|本格フライトシミュレーター
LUXURY FLIGHT羽田空港本店は、第1ターミナル5階「THE HANEDA HOUSE」内にある本格的なフライトシミュレーター体験施設です。ボーイング737MAXやエアバスA320のコックピットを再現した専用シートに座り、専属アドバイザーのサポート付きで離着陸を体験できます。営業時間は10時〜20時、年中無休です。
子連れ家族にとっての目玉は、中学生以下限定のキッズコースです。一般の15分コースをちょっと延長した20分で、料金は税込4,400円。推奨年齢は8歳〜15歳で、8歳以下でも相談により体験可能と公式で案内されています。制服と制帽の無料貸出があり、操縦桿を握って離着陸する姿は家族の記念写真として一生もののレベルに仕上がります。
| コース | 料金(税込) | 対象 |
|---|---|---|
| キッズ体験 20分 | 4,400円 | 中学生まで |
| フライト体験 15分 | 4,400円 | 一般(大人同乗OK) |
| 体験 30分 | 13,200円 | 一般 |
| 体験 45分 | 19,800円 | 一般 |
※出典:LUXURY FLIGHT羽田空港本店公式(2026年4月時点)・737MAXモーション無コースの場合
童心 Juveniland TOKYO(T1 3F)|プラレールとブリキのおもちゃ
第1ターミナル3階のマーケットプレイスにある「童心 Juveniland TOKYO」は、飛行機のおもちゃ・プラレール・トミカ・ブリキのおもちゃまで揃う空港内のおもちゃ専門店です。店頭には大きなロボットのディスプレイがあり、隣にはおもちゃコレクター北原照久氏のギャラリーコーナーも常設展示されています。
飛行機のモデルプレーン以外に、キャラクターもの・幼児向けの知育玩具・鉄道グッズまで幅広いラインナップがあり、2歳前後の小さな子供でも興味を持ちやすいのが特徴です。「飛行機で帰省した記念におもちゃを1つ買う」という家族行事にしやすい規模感で、購入予算は1,500円〜3,000円程度が想定されます。
T2は「0円コース」で完結できる
一方、T2には有料アトラクションは基本的になく、キッズスペース・展望デッキ・FLIGHT DECK TOKYOがすべて無料で使えます。お土産品を買わなければ、飛行機を見ながら半日過ごしても家族の出費はゼロ円(駐車場代を除く)で済みます。
実質コストを比較すると、T1で「展望デッキ+LUXURY FLIGHTキッズ+童心でおもちゃ1点」を組み合わせた場合、子供1人あたり約6,000〜7,000円の出費になります。T2の無料完結コースなら飲食代だけで済むため、予算配分の考え方がターミナル選びに直結します。
🧭 条件別|あなたの家族はT1とT2どっちに行くべきか

子供の年齢と当日の目的、この2軸で結論は決まります。「飛行機を見たい」だけなのか「飛行機を操縦したい」レベルまでなのかで、T1かT2かが分かれます。以下のマトリクスで自分のケースを確認してください。
目的×年齢マトリクス(即決用)
※ 当サイトが独自に作成(FP・生活者目線の判断マトリクス)
マトリクスで分かる通り、「飛行機を眺める」「悪天候で行く」「無料で過ごしたい」という3つの条件ではT2が圧倒的に有利です。逆に「操縦体験」「おもちゃ購入」「富士山眺望」の3条件はT1の独擅場です。最終的にどちらを選ぶかは、このうちどの条件に家族の優先度が乗るかで決まります。
飛行機に搭乗しない場合の注意点
「空港に遊びに行く」目的の場合、使えるのは一般エリアのキッズスペース(T1・T2ともに各1か所)のみです。制限エリアは保安検査後に入れるエリアなので、搭乗券がなければアクセスできません。T2のANAラウンジ内にあるANAポケモンKids TVラウンジも、ANA国内線利用者のみが使える制限エリア施設です。
そのため、純粋な「空港見学」目的なら、一般エリアの施設が充実していて屋内完結度の高いT2をメインに、時間があればT1の展望デッキや童心を梯子する、という回り方が効率的です。T1とT2は連絡通路で歩いて5分ほどで行き来でき、無料連絡バスも運行しています。
📝 トモコはこう判断する

最終判断の軸は「子供の年齢」と「家族のお財布方針」の2つだけです。子供の成長に合わせて、T2→T2→T1と切り替えていく三段階戦略が最も失敗しないルートです。
我が家がまだ未就学児の頃なら、私は迷わず第2ターミナルを選びます。理由は3つ。屋内展望フロアで天候リスクがゼロであること、ベビーカーで5階まで段差なしで到達できること、そして4か所目のキッズスペース(国際線エリア)という選択肢があることです。飛行機を見ながらANA FESTAでおもちゃを眺める程度で、2〜3歳の子は十分満足します。
一方、子供が小学校中学年以上になり、飛行機への興味が明確になってきたら第1ターミナルに切り替えます。LUXURY FLIGHTのキッズコース(税込4,400円・20分)は、子供が制服と制帽を着て操縦桿を握れる体験として単純に面白く、家族の写真アルバムを一段格上げします。さらに3階の童心でプラレールや飛行機のおもちゃを1点だけお土産にすると、記念日感が強く出ます。
家族4人で1日過ごすならT1プレミアムで約8,000円、T2の完全無料コースなら飲食代1,000円程度で済みます。この差を「年に数回の非日常体験として価値があるか」で判断してください。毎月の空港見学ならT2ベース、誕生日などの記念日ならT1というメリハリが現実的です。
■ トモコの三段階戦略:年齢で使い分ける
FLIGHT DECK TOKYOで屋内から安全に飛行機を見せる。ベビールーム・キッズスペースが充実し、ベビーカー移動も快適。出費は飲食代のみで約500〜1,000円。
T2で昼食を取った後、連絡通路でT1に移動して展望デッキで富士山・夕焼けを楽しむ。足腰が付いてきた年齢なら階段を上る「GULLIVER’S DECK」も冒険として楽しめる。
LUXURY FLIGHTキッズコース(4,400円)で本格操縦体験。童心でおもちゃを記念に1点購入。家族4人で約8,000円の出費だが、誕生日や進学祝いの非日常体験として十分に価値のある投資。
※ 当サイトが独自に作成(FP・生活者目線の推奨ルート)
❓ よくある質問(FAQ)

特に誤解が多いのが「T1とT2のはしご」「飛行機に乗らない場合の利用範囲」の2点です。実際の動線と制約を整理しておきます。
Q. T1とT2、同じ日に両方回れますか?
A. はい、両方回れます。T1とT2は約400m離れていて、京急線の「羽田空港第1・第2ターミナル」駅を経由する地下通路を動く歩道で移動すれば徒歩5分ほど。両ターミナル間を結ぶ無料連絡バスも運行していて、所要時間は約3分です。ベビーカーのままバスに乗れますが、混雑時は動線が読みづらいので地下通路の方が確実です。
Q. 飛行機に乗らなくてもキッズスペースは使えますか?
A. 一般エリアのキッズスペースは搭乗券なしで誰でも使えます。T1は2階、T2は2階中央のエスカレーター奥に設置されていて、プレイマットやミニ滑り台、飛行機の形をした遊具などが揃っています。一方、制限エリア(保安検査後)のキッズスペースは飛行機に搭乗する人しか入れないため、空港見学目的ならアクセスできません。
Q. LUXURY FLIGHTのキッズコースは何歳から受けられますか?
A. 推奨年齢は8歳〜15歳で、中学生以下が対象です。8歳以下でも公式サイトから事前相談すれば体験できる場合があります。ただし、飛行機にあまり興味がない年齢の子供には内容が難しく感じられることがあるため、公式に相談してから予約するのが安心です。所要時間は20分、料金は税込4,400円で、制服と制帽の無料貸出があります。
Q. T1とT2、駐車場はどっちが使いやすいですか?
A. T1側にP1・P2、T2側にP3・P4の計4つの駐車場が併設されていて、いずれも4階の連絡通路でターミナルとつながっています。料金体系・サービス内容は共通で、30分以内の入出場は無料、以降は30分ごとに加算されます。どちらかが極端に使いやすいということはなく、利用するターミナルに隣接する駐車場を選ぶのが基本です。繁忙期は満車になりやすいため、公式サイトで事前予約をおすすめします。
Q. 飛行機に搭乗しない場合、1日どのくらい過ごせますか?
A. T1とT2を合わせて使えば、朝から夕方まで6〜7時間は十分に過ごせます。公式モデルコースでは、T2展望デッキで朝の飛行機を眺め、4階エアポートグリル&バールでランチ、T1のTHE HANEDA HOUSEでおやつという半日コースが提案されています。子供の体力に合わせて、途中でベビールームを使って休憩を挟むのが疲れない回り方のコツです。
📋 まとめ|T1とT2の選び方チェックリスト

チェックリストは「当てはまる数が多い方」が正解です。迷ったら「子供の年齢」と「天気予報」の2点だけで決めても大きく外しません。
- 子供が小学生以上で飛行機が大好き
- パイロット体験やおもちゃ購入の予算がある
- 富士山や夕焼けなど眺望も楽しみたい
- 誕生日や進学祝いの特別な日
- 晴れの日で屋外滞在に問題がない
- 未就学児やベビーカー移動が中心
- 雨の日や真夏・真冬に予定している
- できるだけ予算を抑えたい
- 早朝便や深夜便の見送り・お迎え
- 飛行機を見ながらランチしたい
最終的に迷ったら、T1とT2を1日ではしごするのが一番後悔しない選択です。連絡通路で徒歩5分、無料連絡バスで3分の距離なので、午前中はT2でのんびり→午後はT1でアクティブに、という切り替えが自然にできます。家族の年齢と子供の興味に合わせて、使い分けてみてください。
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